幸田 露伴

幸田 露伴
声子安武人
「何事も自分の気の持ちようで
忌々しくも面白くもなるもんだ」
「何事も自分の気の持ちようで忌々しくも面白くもなるもんだ」
紅露時代と言われ、双璧をなした小説家の一人。弟子を多く抱えた尾崎紅葉とは異なり、一匹狼。豪快そうな印象に反して、器用で家事もそつなくこなすマメなところがある。また江戸っ子らしい情熱家で、噂では怠ける者には我慢できず呼び出しては彼独自の「努力論」を説くらしい。考えごとをしたいときは釣りに行くとのこと。
代表作 『五重塔』、『運命』
文学傾向 大衆小説
趣味嗜好 掃除をすること